XACK DNSで解決できる課題
DNSサーバーの脆弱性対応や台数・運用工数の増加といった、様々な背景で上がっていく運用コストと業務負荷などの課題を、XACK DNS が解決します。
01.
BIND固有のセキュリティーリスクを回避
全ソースコードを自社開発して脆弱性を排除

外部ライブラリーへの依存を最小限に抑えることでBIND固有の脆弱性対応から解放
POINT
- 全ソースコードをゼロからスクラッチ開発し、現在も継続中
- OS及びプログラミング言語の標準ライブラリー以外はライブラリーをも自社開発
- DNSプロトコル自体に起因する脆弱性が2020年に1件報告されたが、BINDと比較して非常に少ない脆弱性件数を維持
02.
圧倒的なコストパフォーマンス
汎用サーバーで300,000qpsを超える高速処理
キャッシュサーバーにおいて、キャッシュヒット率100%時に300,000qps超えの性能を計測
POINT
- 構成、試験条件
キャッシュ、権威サーバー1台構成
アクセスログ、パケットログ出力なし
キャッシュヒット率100%:300,499 qps
キャッシュヒット率95% :242,932 qps
キャッシュヒット率90% :192,534 qps
キャッシュヒット率85% :161,488 qps - 試験機
機種名: ProLiant DL360 Gen9
CPU: Xeon® E5-2637v4(3.50GHz 4core 8スレッド)×2
Memory: 64GB (DDR4-1333 8GB×8)
DISK: SAS 10,000rpm 300GB(RAID1×2)

巨大なゾーン情報を抱える権威サーバーにおいて、187,700qpsの性能を測定
POINT
- 構成、試験条件
権威サーバ1台構成
収容ゾーン数:50万ゾーン
収容レコード数:650万レコード
ゾーン転送なし
アクセスログ、パケットログ出力なし - 試験機
機種名: ProLiant DL360p Gen8
CPU: Xeon® E5-2650(2.00GHz 8core 16スレッド)×2
Memory: 64GB (DDR3-1333 8GB×8)
DISK: SAS 10,000rpm 300GB(RAID1×2)

03.
View機能によるDNSサーバーの集約
各種条件で要求を処理する仮想サーバーを選択

権威機能、キャッシュ機能などの機能モジュールを多重起動し、1台にDNSサーバーを集約
POINT
- 権威機能、キャッシュ機能をそれぞれ複数サーバー起動しつつ、権威+フォワーダー機能の同居構成も設定可能
- ゾーン情報やキャッシュを保持する名前データベースは、各サーバー毎に独立して構成され、共有・相互参照による期待しない動作を回避
- クライアントの各仮想サーバーへの接続条件は、IPアドレス、ドメイン名、パケット種別(RDフラグ有無)の組み合わせで指定
- 統計情報は、DNSサーバー本体と仮想サーバーごとに取得可能
04.
運用をシンプルにして負担を軽減
直感的な画面操作とDNSサーバーの一元管理
DNSサーバーに個別にログインする操作は不要
1つの管理画面から誰でもかんたんに操作可能
POINT
- ブラウザ上で直感的な画面操作
- 全拠点のDNSサービスの起動状態を目視確認
- 起動、停止、設定反映といった運用操作をクリックで実施。専用コマンドの学習コストを削減

設定編集をサポートする入力チェック機能
ヒューマンエラー防止をサポート
POINT
- 入力値をチェックすることで意図していないミスを防止
- 設定反映の前に自動で設定バックアップを取得し、万が一の時にはバックアップから設定を復元

DNSSEC鍵生成と鍵の自動更新、ゾーン情報の編集と統計情報の表示で運用支援
POINT
- DNSSEC鍵を生成・管理する機能により運用を効率化
- ゾーン更新時にゾーンファイル署名を自動で実施し、署名漏れを防止
- DNSSEC鍵とゾーンファイル署名の自動更新に対応

XACK DNSの機能
HTTPS、NSEC、DNSKEYほか多数のRRTypeをサポートし、権威機能、キャッシュ機能、DNSSEC鍵更新、View機能など数多くの機能を搭載しています。
XACK DNSでDNSホスティングを実現する「XACK DNS Zone Editor」、キャリアENUM標準に準拠した「XACK ENUM」の機能も紹介しています。

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