XACK製品ソリューション事例
XACK製品を活用したソリューション事例をご紹介します。

目次
はじめに
日々のネットワークインフラの運用に際して、「システム更改」、「運用コスト削減」、「運用の効率化」といった課題に直面することはありませんか?これらは企業とビジネスの成長を支える上で避けては通れない課題であるとともに、効率的なIT投資やDX推進の妨げになることも少なくありません。
本記事では、これらの課題を解決した6社の企業様の事例をご紹介します。
これらの事例が、少しでも皆さまのご参考になれば幸いです。
事例1 プロビジョニングシステム連携
お客様の課題
- DHCPサーバーのシステム更改でプロダクトを一新したい。
- 既存プロビジョニングシステムとの連携を行いたい。
- プロビジョニングシステム側でカスタマイズができず、DHCP側で調整したい。
解決!
XACK DHCP管理用GUIをカスタマイズすることで、プロビジョニングシステムとの自動連携を実現しました。
適用XACK製品
- XACK DHCP
- XACK DHCP Manager
構成イメージ

事例2 IPアドレスの一元管理
お客様の課題
- 社員に支給した端末が正しく利用されているか管理したい。
- OSS製品の脆弱性対応から解放されたい。
- 運用コストの削減とネットワークシステム管理の後継者不足を解決したい。
解決!
XACK DDR Directorの導入により、全てのIPアドレスのアドレスプール、MACアドレス、ホスト名、デバイス情報、状態等の一元管理を実現し、ネットワークの透明性向上および運用業務の効率化に貢献しました。
適用XACK製品
- XACK DHCP
- XACK DNS
- XACK DDR Director
XACK DDR Director管理画面
- 拠点毎サーバー一覧

- アドレスプール一覧

- アドレスプールの統計画面

構成イメージ

事例3 社内システム向けドメイン管理
お客様の課題
- エンタープライズで社内用のドメインと一般公開用のドメインが重複していて動作が不安定、また管理が難しい。
- セキュリティ上インターネットへ公開したくないDNSレコード(社内システム、クラウドサーバ等)を管理したい。
解決!
キャッシュサーバ1台にて、内部解決用とインターネット解決用の2つのフルサービスリゾルバ機能を実現するオプション機能によって、内部解決を試みてアンサーを得られなければ、インターネット側で名前解決を実行します。
適用XACK製品
- XACK DNS
- XACK DNS Swingオプション
構成イメージ

アクセスの流れ
- アクセスパターンA
- 社内システムへアクセスするため、内部DNSへ問い合わせて、接続先を取得します。
- クライアントはその接続先にアクセスします。
- アクセスパターンB
- クラウドサーバーへアクセスするため、一度内部DNSへ問い合わせします。
- 内部DNSではクラウドサーバーへのCNAME先を保持しており、インターネット解決機能を用いて、インターネットDNSで解決し、その接続先を取得します。
- クライアントはその接続先にアクセスします。
改善!
- 内部解決用とインターネット解決用の2台のキャッシュサーバーを、1台のキャッシュサーバーにて実現することで、サーバー統合を可能としました。
- 内部解決用のルートヒントファイルを持つことにより、イントラネット内部の権威サーバーの再帰問い合わせが可能になりました。
- CNAMEレコードにて内部または外部にて保持するドメインを指定し、CNAME先も本機能にて解決できます。
事例4 マルチテナント対応GUIゾーン編集システム
お客様の課題
- データセンターのホスティングサービスで権威DNSサービスを提供したい
- エンタープライズで本社の情報システム管理部門から、グループ会社の担当者に自社ドメインの編集権限を移管したい。
解決!
- マルチテナント向け権威DNSサーバーのゾーン情報の編集システムとしてXACK DNS Zone Editorを提供しました。
- 細かな権限管理と使いやすいGUI操作を実現しました。
適用XACK製品
- XACK DNS
- XACK DNS Zone Editor
マルチテナントゾーン編集システム XACK DNS Zone Editor
【XACK DNS Zone Editor管理画面】
- ゾーン 一覧

- ゾーン情報編集画面(誤入力自動チェック機能)

- ゾーン情報バックアップ機能

構成イメージ

事例5 802.1x認証
お客様の課題
- 通信事業者様で自社の顧客に対して802.1x認証サービスを提供したい。
- エンタープライズや医療機関など、自社や自設備の担当者向けのWi-Fiサービスを提供するため802.1x認証を実施したい。また機密情報を扱うためクライアント認証による強固な認証を実施したい。
解決!
- EAP認証(EAP-TLS/EAP-TTLS/PEAP等)に対応したXACK RADIUSを提供しました。
- 証明書発行を行う認証局はOSSのソリューションと組み合わせて実現しました。
適用XACK製品
- XACK RADIUS
構成イメージ

事例6 RADIUSサーバー性能測定
お客様の課題
- RADIUSサーバーを導入している顧客でトラブルがあり性能検証したい。
- 各種認証種別の検証や認証成功・失敗といった様々なパターンでの検証を行いたい。
- 設備更改の指標とするために、RADIUSサーバーの限界性能値が知りたい。
解決!
- EAP認証にも対応したRADIUSクライアントシミュレーターXACK EAP Testerを提供しました。
- シナリオ形式であらゆる試験パターンに柔軟に対応可能となりました。
- XACK RADIUS以外の環境もテスト可能です。
適用XACK製品
- XACK EAP Tester
構成イメージ

以上、XACK製品を活用したソリューション事例の一部をご紹介いたしました。
ご興味頂ければ個別にご説明しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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