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DNSソリューション

ENUM対応版 XACK DNS

SCROLL

大規模ENUMシステム向けの
高い
相互接続性運用性柔軟性
を誇る
JJ-90.31対応
ENUMサーバーソフトウェア

ENUM対応版 XACK DNSの図解 ENUM対応版 XACK DNSの図解

ENUM対応版 XACK DNS
の特徴

ENUM対応版 XACK DNSは3つの特徴を備えた、大規模ENUMシステム向けの高い相互接続性・運用性・柔軟性を誇るJJ-90.31対応ENUMサーバーソフトウェアです。
多様なカスタマイズに対応致しますので、
ぜひご相談ください。

高い相互接続性

ENUMの日本国内標準規格である
JJ-90.31に準拠

数々の大規模ENUMシステムへ
採用された商用実績

  • 得られた知見により、ありとあらゆる状況を手広くカバー

高い相互接続性を保ちつつ、その上で
システム毎に要求される特有の振る舞いを実現可能

  • 設定により、例えば自網からの問い合わせと他網からの問い合わせとで応答内容を変更したり、発信元のIPアドレス毎に経路を分けたり、電話番号帯毎に応答内容をテンプレートから生成したり、等々
  • 自社でフルスクラッチで開発している純国産製品なので、既存の機能でカバーしきれないような特有の振る舞いについても細かく柔軟なカスタマイズ対応が可能
    詳しいカスタマイズ例はこちら

通常のDNS通信も処理でき、
SIPドメインの解決などにも利用可能

  • 標準規格のJJ-90.32に準拠
通信の一例)自網から自網の電話番号への問い合わせの図解 通信の一例)自網から自網の電話番号への問い合わせの図解

通信の一例)自網から自網の電話番号への問い合わせ

通信の一例)自網から他網の電話番号への問い合わせの図解 通信の一例)自網から他網の電話番号への問い合わせの図解

通信の一例)自網から他網の電話番号への問い合わせ

管理負荷軽減のXACK DNS Managerを使用した運用方法についての図解 管理負荷軽減のXACK DNS Managerを使用した運用方法についての図解

通信の一例)他網から自網の電話番号への問い合わせ

高い運用性

大規模ENUMシステムにおいて大量の情報を管理する為の様々な機能を持ち、
運用コストやヒューマンエラーのリスクを大幅に低減

  • 億単位の大規模な電話番号を収容可能で、独自開発のオンメモリDBとハッシュ関数により読み取り・書き込み・検索などの各種処理の高速化を実現
  • 電話番号や電話番号帯をENUMドメインに変換することなくそのままの形で管理可能
  • テンプレート応答機能により電話番号帯毎に応答を動的生成するようにすることもでき、
    要件次第ではSO情報を投入する手間を削減可能
  • ポートインユーザー・ポートアウトユーザーへの対応が容易

BINDとの比較例:電話番号帯の管理の違い

自網の電話番号帯”0123456”, “0123457”の登録方法
CUI操作の図解 CUI操作の図解
GUI操作の図解 GUI操作の図解
  • 異なる識別子を付けることにより自網向けゾーンと他網向けゾーンを別途設定可能
    例)0123456 XXX-EXTERNAL XXX-INTERNAL XXX
  • その他、SO情報の追加/変更/削除やポートイン/ポートアウトユーザーへの対応など煩雑な運用を簡略化する様々な機能を搭載

サービスの停止が許容されないENUMシステムで、
高可用性を実現する様々な機能を具備

  • ファイルまたはSOAPインターフェイス経由で投入されたSO情報を複数のノード間でリアルタイムに同期する機能を持ち、容易に冗長化が可能
  • 対向サーバーとの通信不良を検知して自動で迂回する機能を持ち、冗長構成において一部のノードが停止しても別の経路を利用してサービスの継続が可能
  • 設定の動的更新によりアプリケーションを終了することなく振る舞いを変更することが可能

高い柔軟性

自社でフルスクラッチで開発している純国産製品なので、既存の機能でカバーしきれないような
特有の振る舞いについても細かく柔軟なカスタマイズ対応が可能

既存システムの巻取りや外部との連携に必要な動作の実現

特定のIPアドレスへの応答の際にREGEXP部の内容に手を加える機能
送信元IPアドレス毎にクエリーの振り分け先を集約し、経路を分ける機能
対向サーバー毎にその対向サーバーが許容するIPアドレスを個別に送信元に設定して問い合わせを行う機能
他網への問い合わせの結果ポートインユーザーであることが分かった場合に、ポートイン先の権威サーバーに再度問い合わせを行う機能
権威サーバーで他網の電話番号帯への問い合わせを受けた場合に、その応答内容を委任応答とするかRefused応答とするかを選択できる機能

使用状況の確認や統計情報の蓄積の為の独自のログの実現

送信元IPアドレス/送信先IPアドレス/またはそのペア毎に、QTypeやRDフラグ等で細かく細分化された問い合わせ数や応答数を一定時間毎に出力するログ

受信したSOAPリクエストとそれに対する応答内容を出力するログ

各種カスタム機能が実行された際にその旨を出力するログ

その他、各ユーザーのニーズに合わせた様々なカスタマイズ事例有り

標準規格

下記のENUM通信、DNS通信の標準規格に準拠。

TTC
標準規格
文書名
JJ-90.31v4 キャリアENUMの相互接続共有インタフェース
JJ-90.32v1 SIPドメイン解決のためのDNS相互接続共通インタフェース

サポートするRFC準拠の基本機能

SWIPE

項番 機能 備考
1 設定ファイル読み込み 独自形式
2 ゾーンファイル読み込み RFC1035
3 ゾーンファイル$GENERATE文 BIND形式
4 権威ゾーン回答 RFC1912, 1918, 3849, 3927, 4159, 4193, 4291
5 ゾーン転送 (AXFR) RFC1034, 5936
6 ゾーン転送 (IXFR) RFC1995
7 ゾーン変更の即時通知(NOTIFY) RFC1996
8 キャッシュ RFC1034, 1035
9 ワイルドカード RFC1034
10 ネガティブキャッシュ RFC1034, 2308
11 リゾルバー RFC1034
12 ラウンドロビン RFC1794
13 EDNS0 RFC1035, 6891
14 ローカル名前解決機能 RFC6303, 6761
15 Response Rate Limit機能 ISC-TN-2012-1-Draft2
16 Transaction Signatures (TSIG)機能 RFC2845
17 Response Policy Zone ISC-TN-2010-1-B3